

1月24日のメンテナンス時にカード修正が実施
カード能力変更
バハムート
「幻惑の奇術士」「不死の大王」
アンリミテッドでの枚数制限
「導きの妖精姫・アリア」「ブラッドウルフ」
「幻惑の奇術士」「不死の大王」の能力変更について
まずは、12月末に追加されたデッキ構築戦の新フォーマット「ローテーション」のゲーム環境についてご報告いたします。
次に、第6弾カードパック以降のカード能力のデザイン方針変更と、そのために必要な1月24日のカード変更の説明をいたします。■「ローテーション」のゲーム環境について
「ローテーション」フォーマットについて、1月上旬の高ランクユーザーの対戦データを集計した、デッキタイプ別の使用率ベスト3は以下の通りです。1位 18.4%『ミッドレンジネクロマンサー』(コストカーブの頂点に《魔将軍・ヘクター》を置いた、相手に応じて攻撃的にも守備的にも立ち回れる中速のネクロマンサークラスのデッキ)
2位 14.1%『ランプドラゴン』(序盤にPP最大値を増やす能力を使い、中盤から高コストのカードをプレイしていく、いわゆる「ランプ」戦術を使用したドラゴンクラスのデッキ)
3位 13.8%『土の秘術ウィッチ』(《オズの大魔女》と土の秘術カードを中心にしたウィッチクラスのデッキ)使用率ベスト3のデッキタイプの勝率を見ると、『ミッドレンジネクロマンサー』52.8%、『ランプドラゴン』54.1%、『土の秘術ウィッチ』53.6%となっています。
「ローテーション」のゲーム環境は、これら3つのデッキタイプの3強状態です。また、「ローテーション」の先攻時の勝率について、今回の「1月上旬の高ランクユーザーの対戦データ」では全デッキの総計で52.0%となっています。
原因のひとつとして、使用率1位の『ミッドレンジネクロマンサー』がかかわったバトルでの先攻側の勝率が54.1%と高いことが挙げられます。
今回のカード変更により、『ミッドレンジネクロマンサー』の使用率が低下することで、先攻時の勝率が50%に近付くと考えています。■第6弾カードパック以降のデザイン方針変更、およびそのために必要な1月24日のカード変更
第5弾以前のカードパックでは、特定のクラスや戦術を底上げすることを目的とした、強いカードをデザインすることがありました。
それらのカードが想定よりも強かった場合に、特定のデッキの勝率や使用率が高くなり過ぎ、カードの変更が必要になっていました。
第6弾以降のカードパックでは、「新カードパックによって新しいデッキタイプができる」というゲームデザインの方針はそのままに、「特定のクラスや戦術を底上げするために強いカードをデザインする」ということを見直しています。今回、「1月上旬の高ランクユーザーの対戦データ」を見て、3強のデッキタイプには「特定のクラスや戦術を底上げすることを目的とした強いカード」が採用されていると考えています。
12月29日に追加された「ローテーション」フォーマットは、それ以前の第1弾~第6弾カードパックのゲーム環境と比べて、バトルの平均決着ターンが約1ターン遅くなっています。
以前は許容されていた「強いカード」も、決着ターンが遅くなることにともない、相対的に強くなり過ぎることがあります。
ゲーム環境の適正化のために、それらのカードを変更することを決定いたしました。《幻惑の奇術師》《不死の大王》《バハムート》は、3強のデッキタイプで多く採用されているカードです。
Shadowverse運営事務局はこれらのカードを、前述の「特定のクラスや戦術を底上げすることを目的とした強いカード」と認識しており、これまでのカード変更の際、変更する候補に挙げていました。
今回の使用率と勝率上位のデッキタイプをふまえ、コストと攻撃力と体力の変更をします。
これにより、コストに対して強さが適正になると想定しています。また、《バハムート》は決着ターンが遅くなることにともない、各クラスのコントロール戦術のデッキタイプで採用枚数が増えています。
これにより、アミュレットを戦術の中心にするデッキは使用しにくいゲーム環境になっていると考えています。
《バハムート》の能力を変更することで、アミュレット中心のデッキが使用しやすくなり、ゲーム環境がより多様化すると想定しています。
アンリミテッドでの枚数制限について
「アンリミテッド」フォーマットについて、1月上旬の高ランクユーザーの対戦データを集計した、デッキタイプ別の使用率ベスト3は以下の通りです。
1位 11.3%『コンボエルフ』(《リノセウス》で大ダメージを出すコンボを中心にしたエルフクラスのデッキ)
2位 11.0%『カラボスヴァンパイア』(《邪悪なる妖精・カラボス》を中心にした攻撃的なヴァンパイアクラスのデッキ)
3位 8.7%『復讐ヴァンパイア』(《ベルフェゴール》のような復讐状態になれるカードと《カオスシップ》のような復讐状態で強化されるカードを組み合わせた攻撃的なヴァンパイアクラスのデッキ)使用率ベスト3のデッキタイプの勝率を見ると、『コンボエルフ』53.9%、『カラボスヴァンパイア』55.4%、『復讐ヴァンパイア』53.3%となっています。
「アンリミテッド」のゲーム環境は、エルフクラスとヴァンパイアクラスの2強状態です。前述の3枚のカード変更も考慮し、エルフクラスとヴァンパイアクラスから1枚ずつ、《導きの妖精姫・アリア》と《ブラッドウルフ》を「アンリミテッド」フォーマットでの1枚制限カードに指定いたします。
指定にあたっては、各デッキタイプでの採用カード枚数と、プレイしたときの勝率への寄与度を参考にしました。また、「アンリミテッド」の先攻時の勝率について、今回の「1月上旬の高ランクユーザーの対戦データ」では全デッキの総計で52.3%となっています。
原因のひとつとして、使用率2位の『カラボスヴァンパイア』がかかわったバトルでの先攻側の勝率が54.6%と高いことが挙げられます。
今回の1枚制限により、『カラボスヴァンパイア』の使用率が低下することで、先攻時の勝率が50%に近付くと考えています。
カード能力とコストの変更にともなう2Pickのデッキについて
2Pickにてデッキに《幻惑の奇術師》《不死の大王》《バハムート》を編成した状態で中断していた場合、1月24日のメンテナンス以降、変更後のカード能力とコストになります。
今後のカード能力とコストの変更について
Shadowverse運営事務局はユーザーの対戦データを集計し、より良いゲーム環境にするために、必要に応じてカード能力とコストを変更し、分解したときに得られるレッドエーテルの個数の変更によって補償をいたします。
デッキ構築戦のフォーマットには「アンリミテッド」と「ローテーション」の2つがあり、これらのゲーム環境を同時に適正化していきます。
「アンリミテッド」では、これまで行ってきたカード変更の他に、カード変更が「ローテーション」に影響する場合などには、「アンリミテッド」での1枚制限カード指定や禁止カード指定を行います。今後は、事前にお知らせした日付で、カード能力とコストの変更の有無を発表し、変更がある場合は原則として発表の翌日にカード変更を行います。
また、下記の日付以外でも、Shadowverse運営事務局が緊急と認めた場合には、カード変更、制限指定、禁止指定などをすることによって、ゲーム環境を迅速に適正化いたします。・2月14日発表、2月15日カード変更
・3月28日発表、3月29日カード変更※日付は予定であり、変更する場合があります。
※「カード変更がない」場合も、その旨を発表いたします。
また、掲載されているデッキに対して批判する際は、改善すべき点などを書いて頂けると投稿者様もユーザー様も不快にならず済みます。
皆様が気持ちよく利用できるようご協力をお願い致します。
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以下、公式発表文です。